生きるということ
今日の読売新聞から
生きる=自力で暮らすこと
「服部文祥さん 廃屋でサバイバル生活」と題する記事に、とても考えさせられる文章。
ーーーーー引用ここからーーーーー
便利快適をお金と引き換えに手に入れて、手軽で効率が良くなった先で、我々はいったいなにをしているのだろう。やるべきことを失って、必死で暇つぶしを探しているようにも思える。面倒くさいことをどんどん高効率化していった未来に、人がカプセルに入って、栄養チューブにつながれ、意識だけがバーチャルの世界にいるとしたら、最大の効率化は死、ということになりかねない。
ーーーーー引用おわりーーーーー
私は昔から
近未来都市になんの憧れも感じない
だって、なんだか冷たくて人間味がないから
科学技術の進歩になんの夢も感じない
むしろ生命の危機を感じる
それは今も変わらない
小学生の時に観た
『天空の城ラピュタ』での
シータのセリフがずっと頭の中にある
「土に根をおろし、風とともに生きよう。種とともに冬を越え、鳥とともに春を歌おう。どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんの可哀想なロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ」
土のにおい、風のにおいを
感じることのできない世界では
生きたくないな。